短歌研究社刊 最新刊歌集・歌書
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葉月 詠 歌集 『月の河』
朔日叢書
2011.7.12刊/四六判/160頁
定価2,100円(本体2,000円)
ISBN 978-4-86272-204-1
昨年8月、「月の河」50首にて第4回中城ふみ子賞を受賞、
「安定した奥行のある一連」(時田則雄氏)と評された著者の
受賞作を集名とした6年ぶりの第二歌集。
かなしみは月の河より流れきて女の心をうす青く染む
歌といふ大き遺産を子にのこしスコールのごと逝きしふみ子は
かはたれのかくれんぼにて鬼とされ大人となりてこの世に残る
ゆふぐれの空と陸とのあひだには夕陽をしまふ空間がある

島内景二歌集『夢の遺伝子』
2011.8.7刊/A5判/208頁
定価2,835円(本体2,700円)
ISBN 978-4-86272-247-8
――現実を夢へと創り変へる。
それこそが師、塚本邦雄から教はり、
十八歳以来、私の中に流れる、
「前衛精神」である。 (あとがきより)
梵論梵論の背広たばしる雪霰流竄の心まだ消えやらね
瑠璃谷の蝶白きまま紛れざる志ひとつ胸に朽ちつつ
失敗を幾度も須磨の旅人はわれにぞありける月曜休館
たちばなの薫大将 待人はつひに来ずして夢の散る里
吉田和人歌集『碑の丘 (いしぶみのをか)』
2011.9.1刊/四六判/208頁
定価2,835円(本体2,700円)
ISBN 978-4-86272-240-9
「草木」代表として、師 島田
修二急逝後も歌誌発行に力を尽し、
本年九月の創刊十周年
記念大会を前に他界した――
著者自らが編んだ第二歌集
窓近く鶯啼けば新しきクラスに逢ふと階降りゆく
ワシントン郊外に雨曝しなりしエノラ・ゲイを君らは見たか
卒然と世を去りましし歌びとの非在の在を思ふわが日日
晩秋の波の夕照りあるがままありてかなしき死者も生者も





