短歌研究社刊 2009年1月刊 歌集・歌書

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『杳き湖』

千代治子歌集『杳き湖』

ヤママユ叢書
2009.1.25刊/A5判/280頁
定価3,150円(本体3,000円)
ISBN 978-4-86272-137-2

一切の妥協を許さぬ師・前登志夫の下で歌を学び、自らの詩魂をみがき続けた作者の、40年という歳月の集大成となる第一歌集。解説・喜多弘樹

汝れの瞳に夢蒼々と満つる時われには杳き湖となる
独りゆく道さだめなく透明に陽の射すあたりわが礫よあれ
黄みどりの麦の穂風にさやぎつつ昼の星見むこの空の涯
雨しづくそれぞれ波紋作りつつ晩夏の池面語れるごとし


『ちりめん細工』

妹尾宮子歌集『ちりめん細工』

地中海叢書
2009.1.25刊/四六判/244頁
定価2,835円(本体2,700円)
ISBN 978-4-86272-146-4

病とともにある自らの生を澄んだ目で見つめ、「その時々の思いを遺しておきたい」(あとがき)との深い思いからまとめられた第一歌集。

柔らかき緑のいのち恃まんか野草を挿して朝ごと見つむ
浴衣着て孫は花火を見に行けりわが十八歳は終戦の年
馬を診つつ体叩いて慈みし夫が立ちいし診療所の辺
娘がくれしちりめん細工の鯉のぼり皐月の空の明るさ届く