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最近刊歌集 |
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『白雨』(迢空賞)完本収録 短歌研究文庫 春日井建歌集 文庫判/192頁/1905円 ISBN4-88551-720-6 (送料210円) |
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| 春日井建作品の全貌を伝える。 短歌史に輝かしい足跡を残す 第一歌集『未青年』、歌の別れを示す『行け帰ることなく』、歌の世界に「帰宅」した『青葦』、現在の成熟を深めた『友の書』『白雨』(迢空賞)。 『未青年』・『青葦』・『白雨』を 完本収録。 |
童貞のするどき指に房もげば葡萄のみどりしたたるばかり(『未青年』) 火の剣のごとき夕陽に跳躍の青年一瞬血ぬられて飛ぶ(同) 在ることの意識たしかに目ざめゆくトラジャ・カロシの豆挽きながら(『白雨』) 水の辺に香をただよはせ走り性の白梅数輪はやひらきそむ(同) ●1750首収載 ●略年譜 ●解説・水原紫苑 最終歌集『朝の水』はこちらです。 |
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滝と流星 米川千嘉子歌集 かりん叢書 四六判/240頁/2800円 ISBN4-88551-857-1 | |||
| 「滝も流星も、人々が一心に 祈りを捧げた対象であり、 同時に刻々変化して やまない世界 そのもの」 という著者の第五歌集 |
神は滝であるといふしづけさははるかな日あまた苦しむ人を救へり 午前二時流星だよと起こしにゆく息子の部屋まぼろしのにほひ マウスの背に生える人間の耳ありて愛のオルガン聴いてゐるなり |
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小町算 藤室苑子歌集 かりん叢書 四六判/208頁/2700円 ISBN4-88551-852-4 | |||
| 「むかしの風俗や言葉が、そのまま現代に融けこんで、おっとりした柔らかい口調となり、その底にひそむ皮肉、辛辣な批判に、うたれたりするのである。」 (馬場あき子・帯より) |
そぞろ神誘へど梅の木は不動守るか嘆くか旅だつ人を 十日未明葉月に生れし吾は怖る〈本八日未明〉師走むかしか いつまでも我につきくる十三夜欠けたることの小町算なり |
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正法寺柿 渡邉フミ歌集 四季叢書 四六判/176頁/非買品 ISBN4-88551-824-5 | |||
| 福島県二本松市正法寺町に生まれ育った著者が忘れがたき故郷への思いと、十数年前に長逝の夫を偲び、編んだ第一歌集。 跋・青柳節子 |
夢に見しカンカン帽の亡き父は薄衣まとい下駄履きで消ゆ わが生れしは正法寺町 正法寺あり 正法寺柿あり古里よ永久に ふるさとの墓前に紫の花供え一年ぶりねと詫びて香たく |
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満ちくるものを 伊沢悦子歌集 四六判/176頁/2625円 ISBN4-88551- | |||
| 70年間住み慣れた東京を離れ、新たな環境の中で、絵筆を執り、歌を詠み、喜寿を迎える著者の『イーゼル組めば』に続く第二歌集。 |
首垂れて頼りなげなる雛芥子の何処に開く力は潜む イーゼルにキャンバス乗せて無念無想いまは待つ心に満ちくるものを 木の根元にぽつかり黒土が現れてそこより広がる雪解けの地図 |
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希望の破片 大村早苗歌集 四六判/164頁/2310円 ISBN4-88551-853-9 | |||
| 「30代女性6人が描く人生模様…大村早苗が一人で演じ歌い上げた「現代を生きる女たち」なのだ。短歌の未来を問う野心的な試みである。」(来嶋靖生・帯より) |
逢わぬ日もハートのリングに見張られて私はいつも囚人となる 沈黙の螺旋階段下りてゆく 意思をもつのはわずか足のみ 女というインビジブルな鎖にて縛られる今も混沌の生 |
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光の発端 前川登代子歌集 好日叢書 四六判/228頁/2500円 ISBN4-88551-850-4 | |||
| 大西民子賞受賞歌人の第二歌集―「その歌からは、はるかなる祖を思い、大地、自然を信じ、その移行に身をまかせる人の安心が伝わる。」 (神谷佳子・跋より) |
よき種はよき芽を出すと胸裡に蔵う言葉のあたたかかりき 一面の雪原のなか白鷺は光の発端となりて翔びたつ はじまりはひとつ椎の実何百年ここに繁りて深き蔭なす |
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